
レシピを手書きにする理由。いつか子どもたちに残したい、わが家の味
私は、気に入ったレシピをノートに手書きで残しています。
今は、料理のレシピを検索すればすぐに見つかる時代。
「冷蔵庫に茄子と豚肉があるけど、何を作ろう?」
そんな時も、食材を検索するだけでたくさんのレシピが出てきます。
最近ではAIに「この食材とこの食材で何を作ろう?」と相談すれば、いくつもの料理を提案してくれることも。
毎日時間に追われながら料理をしている私にとって、こうしたサービスは本当にありがたい存在です。
それなのに、私は今でもお気に入りのレシピをノートに書き写しています。
今日は、私がレシピを手書きで残している理由について書いてみようと思います。
子どもの頃から料理の本を眺めるのが好きでした
私は子どもの頃から、お料理やお菓子の本を眺めるのが好きでした。
もちろん、食いしん坊なので「おいしそうだな〜」と眺めているのもあります(笑)。
でも、それだけではありません。
「これ、食べてみたいな」
「作ってみたいな」
「この材料で作ったらどんな味になるんだろう」
そんなことを考えながらページをめくる時間が好きだったんです。
大人になってからも、好きな料理研究家の方の本を買ったり、「オレンジページ」のようなレシピが載っている雑誌を買ったりしていました。
料理をすることはもちろん好きですが、レシピを眺めて「次は何を作ろうかな」と考える時間も、私にとっては料理の楽しみのひとつだったのだと思います。
最近は、できるだけ本を買わなくなりました
私は読書も趣味のひとつです。
以前は気になった本があればすぐに買っていましたが、最近は節約と「これ以上物を増やしたくない」という気持ちから、できるだけ本を買わないようにしています。
幸い、我が家の近くには市立図書館があります。
読みたい本があると、まず図書館に置いていないか検索。
なければ、メルカリやAmazonの中古で探してみて、できるだけ安く購入する。
そんなふうに、本との付き合い方も少しずつ変わってきました。
レシピ本も同じです。
今はネットで検索すれば、たくさんのレシピを見ることができます。
わざわざ本を買わなくても、作りたい料理を調べることができる。
だから最近は、レシピ本を買うこともほとんどなくなりました。
レシピ本を買っても、結局作らないことがある
レシピ本が好きだった私は、以前は「この本いいな」と思うと、つい買ってしまうこともありました。
でも、レシピ本って、買っただけで満足してしまうこともあるんですよね。
本を読んでいる時は、
「これ、おいしそう!」
「今度作ってみよう!」
と思っていたはずなのに、いざ冷蔵庫にある食材で何か作ろうと思った時には、そのレシピの存在をすっかり忘れている。
「あれ?どの本に載ってたんだっけ?」
と、本棚を探すことになる。
そして結局見つからないまま、いつもの料理を作る。
そんなこともありました。
せっかく買ったレシピ本なのに、ほとんど作らないまま本棚にしまい込まれている。
それなら、必要な時にネットで検索した方がいいのかもしれない。
そう思うようになりました。
それでも、気に入ったレシピは手書きで残す
ネットで検索すれば、いつでもレシピを見ることができます。
それでも私は、「これは何度も作りたい」と思ったレシピはノートに書き写すようにしています。
理由はいくつかあります。
ひとつは、検索する手間を省きたいから。
何度も作っているお気に入りのレシピなら、毎回検索するより、ノートを開いた方が早い。
もうひとつは、料理をしながらスマホを操作するのが気になるから。
料理中って、手が濡れていたり、粉や油がついていたりしますよね。
そんな状態でスマホを触るのは、ちょっと気になります。
ノートなら、作るページを開いておけば、そのまま見ながら料理ができます。
そしてもうひとつ。
気に入ったレシピを忘れたくないから。
ネット上にはたくさんのレシピがあります。
でも、その中で「我が家の定番」になるレシピは、ほんの一部。
何度も作って、家族が喜んでくれて、自分も作りやすい。
そんなレシピは、いつでも取り出せるように手元に残しておきたいと思っています。
今は無印のリフィルノートにまとめています
以前は無印良品のノートにレシピを書いていました。
でも、長年使っているうちにページがいっぱいになり、かなり使い込んだこともあって、ノート自体が少しずつバラバラに。
そこで今は、無印良品のポリプロピレン表紙のリフィルノートを使っています。
リフィル式なので、レシピが増えてもページを追加できるのが便利。
料理のカテゴリーや食材ごとに大まかにインデックスをつけているので、探したいレシピもすぐに見つかります。
「今日は何を作ろうかな」と迷った時も、ノートをパラパラめくっていると、「これ作ろう!」と決まることがあります。
ネット検索とはまた違う楽しさがあるんですよね。
私が使っているノートはこちら🔽
無印のノートのような形状で、1枚ずつ剥がして使えるリフィルが気に入っています。
横罫と方眼がありますが、私は方眼を気に入って使っています。🔽

手書きだからこそ残るもの
手書きのレシピノートを見返していると、レシピだけではなく、その時の自分の暮らしまで思い出せるような気がします。
「この料理、子どもたちが小さい頃によく作ったな」
「この頃は、まだこの子はこれが食べられなかったな」
「この料理は家族に好評だったから、何度も作ったな」
レシピのひとつひとつに、家族との思い出が重なっています。
今はスマホで簡単にレシピを調べられるけれど、手書きのノートには、検索結果には出てこない「我が家だけの情報」が残っています。
例えば、
「息子が玉ねぎを嫌がるから、我が家の親子丼は玉ねぎなし」
「娘は辛いものが苦手だから、辛味は後から足す」
「夫が好きだから、これは少し多めに作る」
そんな小さなことも、我が家にとっては大切なレシピの一部です。
いつか子どもたちが、このノートを開いてくれたら
子どもたちが大人になった時。
いつか私がいなくなった後。
ふと、「お母さんが作っていたあの料理、もう一度食べたいな」と思うことがあるかもしれません。
そんな時に、このノートを開いてくれたらいいな。
「お母さん、こんな料理作ってたな」
「そういえば、これ好きだったな」
そんなふうに、レシピを見ながら私や家族のことを思い出してくれたら嬉しいなと思います。
もしかしたら、私が書いたレシピを見ながら、子どもたちが自分の家族に同じ料理を作る日が来るかもしれない。
そう考えると、なんだか不思議で、ちょっと嬉しい気持ちになります。
料理のレシピを残すということは、料理そのものだけではなく、家族と過ごした時間や、わが家の味を残すことなのかもしれません。
だから私はこれからも、気に入ったレシピをひとつずつ、このノートに書き残していきたいと思います。
いつかこのノートが、子どもたちにとって「お母さんの味」を思い出す小さな宝物になってくれたらいいな。
そんなことを思いながら、今日もお気に入りのレシピをノートに書き写しています。🍀



