
お菓子販売の食品表示、何を書けばいいの?調べてみた
お菓子販売の準備について調べていく中で、私が正直「よくわからないな」と感じていたのが、食品表示のことでした。
いつも目にしている表示。
「原材料はこれね」
「賞味期限はここね」
と、普段は何気なく見ているだけでしたが、いざ自分が販売する側になると、
「これって自分で作るの?」「何を表示しなきゃいけないの?」
と、わからないことだらけ。
そこで今回は、私がお菓子販売について調べる中で知った、食品表示についてまとめてみました。
ただし、食品表示は販売する商品や事業者の状況などによって適用されるルールが変わる場合があります。
この記事は、あくまで私が調べた範囲でのまとめです。
実際に販売するときは、消費者庁の最新情報や管轄の保健所などで必ず確認してください。
そもそも食品表示って何のためにあるの?
食品表示は、消費者が食品を安全に選んだり、適切に保存したりするために必要な情報を伝えるものです。
・どんな原材料が使われているのか。
・アレルギーの原因となる食品は含まれているのか。
・どのくらいの期間食べられるのか。
・どのように保存すればよいのか。
こうした情報を消費者に伝えるために、食品にはさまざまな表示ルールがあります。
食品表示法では、加工食品などについて、容器包装への表示に関するルールが定められています。手作りのお菓子であっても、販売する場合は「手作りだから表示は必要ない」というわけではありません。
お菓子を販売するとき、どんな表示が必要?
販売するお菓子には、食品表示法などに基づいて、さまざまな情報を表示する必要があります。
代表的なものを挙げると、
* 名称
* 原材料名
* 添加物
* 内容量
* 賞味期限または消費期限
* 保存方法
* 食品関連事業者の氏名または名称・住所
* アレルゲンに関する表示
* 栄養成分表示
などがあります。
ただし、すべての商品・すべての事業者が一律に同じ表示をするわけではありません。
たとえば栄養成分表示には、一定の条件を満たす小規模事業者が販売する食品など、表示を省略できる場合があります。
また、原材料や添加物の表示方法、原料原産地表示など、商品によって確認が必要な項目もあります。
自分が販売する商品について、どの表示が必要なのかを確認することが大切だとわかりました。
名称
その食品が何なのかがわかる、一般的な名称を表示します。
たとえば焼き菓子なら「焼菓子」など、その食品の内容がわかる名称を表示します。
商品名やブランド名とは別に、消費者が「これは何のお菓子なのか」とわかる表示が必要になります。
原材料名・添加物
使用した原材料は、原則として重量の割合が多いものから順番に表示します。
また、原材料と食品添加物は区分して表示する必要があります。
ここで注意したいのが、自分が使った材料だけを確認すればいいわけではないということ。
たとえば、チョコレートやバター、加工品などを材料として使用する場合、その商品の原材料表示も確認する必要があります。
自分が作るお菓子に何が含まれているのかを正しく把握するためにも、使用する材料の表示を確認しておくことが大切ですね。
内容量
商品の内容量を表示します。
お菓子の場合、個数で表示できるものもあれば、重量で表示する必要があるものもあります。
商品によってルールが異なるため、「1袋」「5個」など、販売する商品の表示方法について確認が必要です。
賞味期限または消費期限
食品の品質が保たれる期限を表示します。
ここで私が勘違いしていたのが、
「賞味期限は検査機関に出して検査してもらわないと設定できない」
と思っていたこと。
実際には、賞味期限や消費期限の設定については、科学的・合理的な根拠に基づいて設定することが求められています。
商品の特性や保存状態などを考慮して、適切な期限を設定する必要があります。
必ずしもすべての商品について「検査機関で検査を受けなければならない」と一律に決められているわけではありませんが、販売者が責任を持って、根拠のある期限を設定することが重要です。
「手作りだから、なんとなく1週間くらいかな」
という決め方ではいけないということですね。
自分で判断するのが難しい場合は、保健所や専門機関などに相談しながら、適切な期限を設定する必要がありそうです。
保存方法
商品の特性に合わせて、適切な保存方法を表示します。
たとえば、
「直射日光、高温多湿を避けて保存してください」
などです。
賞味期限だけでなく、どのように保存すれば品質を保てるのかを消費者に伝えることも大切です。
アレルゲン表示は特に注意したい
食品表示について調べていて、私が特に気をつけなければいけないと感じたのが、アレルゲン表示です。
アレルギーを持つ方にとって、食品に何が含まれているのかは非常に重要な情報です。
アレルゲン表示には、表示が義務付けられているものと、表示が推奨されているものがあります。
特定原材料
2026年4月現在、表示が義務付けられている特定原材料は9品目です。
えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生・カシューナッツ
です。
以前は8品目でしたが、2026年4月1日からカシューナッツが特定原材料に追加されました。
お菓子作りでは小麦・卵・乳などを使用することも多いので、特に注意が必要ですね。
特定原材料に準ずるもの
表示が推奨されている食品もあります。
2026年4月現在では、20品目が対象となっています。
アーモンド・あわび・いか・いくら・オレンジ・キウイフルーツ・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・マカダミアナッツ・もも・やまいも・りんご・ゼラチン・魚卵
などです。
※アレルゲン表示の対象品目は今後変更される可能性もあるため、販売時には消費者庁の最新情報を確認することが大切です。
材料のアレルゲンも確認が必要
アレルゲンについて調べていて、もうひとつ気をつけたいと思ったのが、材料そのものに含まれるアレルゲンです。
たとえば、チョコレートを使ってお菓子を作る場合。
「チョコレートだからチョコレートと書けばいい」
というわけではありません。
使用するチョコレートの原材料表示を確認すると、乳や大豆などが含まれている場合があります。
そのため、使用する材料についても、メーカーの表示や商品情報を確認し、適切に表示する必要があります。
お菓子を作るときに普段何気なく使っている材料も、販売するとなると、ひとつひとつ確認する必要があるんですね。
栄養成分表示も確認が必要
栄養成分表示についても、調べる前は、
「カロリー計算をして、栄養成分を全部計算するのかな?」
と思っていました。
基本的には、容器包装された加工食品には、熱量・たんぱく質・脂質・炭水化物・食塩相当量の表示が義務付けられています。
ただし、一定の条件を満たす小規模事業者が販売する食品など、栄養成分表示を省略できる場合もあります。
自分がこれから販売する場合に、表示が必要なのかどうか。
ここは「個人で小さく販売するから大丈夫」と自己判断せず、事前に確認したいところです。
表示ラベルを作るのも一仕事
ここまで調べて、
「これを全部ラベルに入れるの?」
と、ちょっと気が遠くなりました(笑)。
商品によって表示内容が変わるので、まずは販売するお菓子ごとに必要な情報を整理する必要があります。
商品名や原材料、アレルゲン、賞味期限などを確認して、適切な表示ラベルを作る。
販売する商品が増えれば、その分だけ表示内容の管理も必要になります。
お菓子を作ることだけを考えていたら、まったく想像していなかった作業です。
でも、購入する側からすれば、安心して商品を選ぶために必要な情報。
販売する側として、きちんと責任を持って表示しなければいけない部分なんだなと感じました。
調べてみて感じたこと
食品表示について調べてみて、何気なく見ていた小さなラベルにも、たくさんの意味があるんだなと改めて感じました。
特にアレルゲン表示は、食物アレルギーのある方にとって重要な情報です。
「たぶん大丈夫」ではなく、使用する材料をひとつひとつ確認して、正しく表示する。
お菓子を販売するということは、ただ「おいしいものを作る」だけではなく、購入してくれる人の安全まで考えることなんだなと思いました。
賞味期限の設定や食品表示など、調べれば調べるほど、
「思っていたよりやることが多いな……」と感じます。
でも、ひとつずつ知っていけば、少しずつ準備も進められるはず。
私自身、まだ販売を始めたわけではないからこそ、こうやって調べながら準備していきたいと思っています。
まずはレンタルキッチンを利用して小さく始めることを考えていますが、実際に販売するときには、改めて保健所や消費者庁などの最新情報を確認しながら進めていきたいです🍀
まとめ
お菓子を販売する場合、食品表示法などに基づいた表示が必要になります。
* 名称
* 原材料名・添加物
* 内容量
* 賞味期限または消費期限
* 保存方法
* 食品関連事業者の氏名または名称・住所
* アレルゲンに関する表示
* 栄養成分表示
など、商品や事業者の状況に応じて必要な表示を確認する必要があります。
アレルゲンについては、2026年4月現在、表示義務のある特定原材料は9品目です。
また、賞味期限・消費期限は科学的・合理的な根拠に基づいて設定する必要があります。
食品表示は細かいルールがあるので、実際に販売を始める前に、消費者庁の最新情報や管轄の保健所などで、自分の商品に必要な表示を確認することが大切だとわかりました。
私もまずは、ひとつずつ準備していこうと思います☘️



