
ワーキングメモリが低い娘の漢字対策|親の関わり方を変えたら少しずつ変わった話
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知能検査で「ワーキングメモリが低い」ことが分かった娘。
その結果、漢字が苦手なのも、そういう背景があったんだと納得しました。
でも、原因が分かっても、翌日から急に漢字が書けるようになるわけではありません。
「どうしたらこの子に合う勉強法が見つかるんだろう。」
そこから、私の試行錯誤が始まりました。
最初は教材に頼ってみた
漢字が苦手ということが分かったので、
いい教材があれば…と思っていろいろ試してみました。
漢字カード、唱えて覚える教材、などなど。
でも正直なところ、「これだ!」という実感が得られませんでした。
今思うと、教材よりも大事なのは使い方と親の関わり方だったんだと思います。
「何回も書く」が形骸化していた
学校の宿題の基本は「同じ字を何回も書く」。
でも娘を見ていると、ただボーっとしながら書いてるだけなんです(笑)
間違えた漢字を書き続けていることも度々。
集中力が続かない子にとって、
同じ動作を機械的に繰り返すのは、
あまり意味がない。
「書いた」という事実は残るけど、
脳には情報がちゃんと入ってない…
そんな感じでした。
改善策:少ない数・大きく・太いペンで書く・繰り返す
そこで改めたのが、書く量ではなく、書き方。
「10回」 → 「5回」に減らす
宿題では何回と決まってることもありますが、
宿題以外の勉強では、数を減らしました。
大きいマスのノートを使う
マスが小さいと、字も小さく書いてしまいます。
大きいマスだと、自然と字も大きくなり、
一文字一文字に目が向きます。
ペンを使う
ペンを使うことで、
きちんと書かないと字が潰れてしまうので、ちゃんと書こうという気持ちになる。
それと、太くて濃い字は視覚からも記憶に残りやすくなるのではないかなと思っています。
時間を空けて繰り返す
一度で完璧に覚えさせようとするのではなく、
時間を空けて何度も覚え直すことを意識しました。
夜に練習したら翌朝もう一度。
「覚えた」と思っても、時間を空けると意外と忘れています。
そのたびに繰り返し覚え直すことで、記憶が定着していくように感じました。
親の「100点神話」を手放す
でも正直、もう一つ大きな問題がありました。
それは親の私の完璧主義。
10問の漢字小テストで「100点が当たり前」という感覚を持っていたんです。
でもワーキングメモリが低い娘にとって、
それは本当に酷な要求だったんだと気づきました。
100点を取れない娘が悪いんじゃない。
娘の特性を知らないまま、「みんなと同じ」を求めていた私の考え方を変える必要があったんです。
目標を娘に決めさせる
そこで改めたのが、目標の決め方。
「10問全部覚えるんだよ」ではなく、
「何点を目指す?」
と娘に聞くようにしました。
娘は考えて、
「7点取りたい」
とか
「8点で十分」
とか、自分で目標を決めるんです。
最初は「もっと頑張れば10点取れるんじゃない?」と思った自分もいました。
でも、その気持ちをぐっとこらえて娘の目標を尊重することにしました。
そしてその目標に必要な字を、
娘自身に選ばせる。
「この中で覚えられそうなのは、どれ?」
10問全部を暗記しようとするのではなく、
自分が「これなら覚えられる」と選んだ字に集中する。
自分で決めたから、やる気が出る
面白いことに、
親が「これをやりなさい」と決めたのではなく、
子ども自身が目標を決めると、やる気が全然違う。
「頑張ってみようかな」という気持ちが出てくるんです。
100点より「書ける字を増やす」こと
親の完璧主義を手放して気づいたのが、
100点を取ることよりも、
「書ける字を少しずつ増やしていくこと」の方がずっと大事
ということです。
10問全部を完璧に覚えなくても、
確実に書ける字が1問、2問と増えていく。
その方が、子どもにとっては
実力になるし、自信になるんです。
達成感が、次のやる気につながる
元々「100点を取るのが当たり前」だと思っていたので、
「8点だなんて…」と思っていた私。
でもこのやり方に変えてから気づいたのが、
目標を決めて、それを達成できたら、子どもって本当に喜ぶ。
「やった!8問全部書けた!」
その喜びが、次のテストへのやる気につながるんです。
親も「頑張ったね」と褒めやすいし。
小さな成功体験が、子どもの自信を作ると思いました。
参考にした本
このやり方を試すようになったのは、発達障害の子どもの学習支援について書かれた本を読んだことがきっかけでした。
『ワーキングメモリを生かす学習支援』(竹田契一著)
ワーキングメモリが低い子どもへの具体的な学習支援方法が書かれています。
「子どもの特性に合わせた工夫」
この本を読んで、親の関わり方ひとつで子どもの学習姿勢は変わるんだということを実感しました。
『発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉』(湯汲英史著)
親の声かけと関わり方について書かれた本で、特に印象的だったのが
「完璧を目指すのではなく、確実を積み重ねる」
「達成感を感じさせることが、次への意欲につながる」
このメッセージです。
親の接し方も、子どもへの期待も、自然と変わってくるんだと思います。
まとめ
親の工夫ひとつで、
子どもの学習姿勢は本当に変わります。
漢字が苦手でも、
工夫次第で「書ける字」は増やしていける。
その過程で親自身も学ぶことがいっぱいあります🍀
知能検査の結果を聞いた日は、正直ショックでした。
でも今振り返ると、
あの日「苦手な理由」が分かったからこそ、娘に合う方法を探せました。
できないことを責めるのではなく、
「この子にはどんな方法が合うんだろう」と考えられるようになったこと。
それが、私にとって一番大きな変化だった気がします。
同じように悩んでいるお母さんの参考になれば嬉しいです🍀